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10億円弱投資、年産4.5万トン体制に

三井化学がミラストマーを増強

原材料 2016-08-01

 三井化学は7月28日、世界的な需要拡大に対応するため、熱可塑性エラストマー「ミラストマー」の生産能力を年産5000トン増強すると発表した。

 同社100%出資の子会社「サンアロイ」(千葉県袖ケ浦市)の本社工場内に10億円弱を投じ、生産設備1系列(年産5000トン)を増設する。2017年2月着工、同年6月完工、営業運転開始は同年10月からを予定している。

 今回の増設により、三井化学のミラストマー生産能力は現行の年産4万トン(日本2万トン、欧州1万トン、中国6000トン、他4000トン)から同4万5000トンに増強される。

 ミラストマーは、軟質樹脂の中でも密度が低く、軽いうえ、成形加工性に優れるという特徴があり、自動車部品のほか建材ガスケット・土木目地材、各種グリップ部品などに使用され、需要が拡大している。今後も自動車内装表皮材やウエザーストリップといった用途などを中心に、世界的な需要拡大が見込まれている。

 三井化学では、モビリティ事業を成長事業領域の一つと位置付け、事業拡大を図っている。ミラストマー事業は、そのモビリティ事業の中核の一つで、今回の増設を機にミラストマー事業の一層の強化を図るとともに、世界的に拡大する需要に対応し、さらなる事業の拡大を目指す。

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