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山本社長「今年はマレーシアの増強時期を決める年に」

宇部興産、マレーシア合弁会社が今年度後半にフル操業へ

原材料 2017-05-22

説明する山本社長

 
 宇部興産のマレーシアにおけるブタジエンゴム(BR)合弁会社「ロッテ・ウベ・シンセティック・ラバー」(LUSR)が今年度後半にフル操業に入る。5月18日に開催した経営概況説明会の席上、同社の山本謙社長が明らかにした。

 同社では、16年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Change&Challenge2018」を進めており、合成ゴムはその中で積極拡大事業のひとつ。

 山本社長は「現中計の中における合成ゴムの課題は、いかにLUSRをフル操業にもっていけるかだ。想定より時間はかかったが、なんとか今年度後半にはフル操業できそうだ。今年はLUSRの能力増強(年産5万トンから7万2,000トン)をいつ実施するか決める年になる」と語った。

 また、BRの第5工場については、「当社の合成ゴムは特殊用途を標榜している。特殊用途の消費というのは工場を立ち上げてお客様に認証をもらって出荷するため時間がかかる。マーケットができていないと認証をもらっても出荷できないという状況になってしまう。そのため、しっかりとマーケットを確保しなくてはいけない。また、原料ブタジエンを合理的な価格で安定的に入手できるかがポイントになる。特殊用途はお客様ごとに供給保証というものがあり、安定供給は大変重要なファクターになる。そういう意味で理にかなった予定地はまだみつかっていないというのが現状だ」と語った。

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