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CR、CSMは差別化図る

東ソーが中期経営計画を発表

原材料 2016-05-30

会見する山本社長

会見する山本社長


 東ソーは5月24日、2016―18年度の中期経営計画を発表した。同社が中計を対外発表するのは30年ぶり。

 中計では、ハイブリッド経営の深化、財務基盤の維持・強化、安全改革の推進を経営方針として、最終年度の18年度に売上高7500億円、営業利益850億円、営業利益率10%以上、ROE10%以上を目標としている。

 クロロプレンゴム(CR)、クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)の含まれる石油化学セグメントの18年度の目標値は、売上高が1640億円、営業利益が170億円。CR、CSMは差別化、高付加価値化の方向性の下、CRでは硫黄変性や金型非汚染といった得意グレードを拡販し、CSMでは第2プラントの新設に向けた検討を進める。

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