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2022年12月期第1四半期業績

ランクセス、大幅な増収増益

決算 2022-05-13

 ランクセスの2022年12月期第1四半期(1~3月)業績は、売上高が24億3,200万ユーロで前年同期比43.7%増、特別項目を除いたEBITDAが3億2,000万ユーロで同32.2%増、純利益が9,800万ユーロで同55.6%増(前年同期は継続事業による純利益)だった。全部門が成長に貢献し、買収の順調な進展も業績に寄与。原材料とエネルギーコストの大幅な増加には販売価格の改定により対処したとしている。

 スペシャリティアディティブス部門は、売上高が7億3,000万ユーロで同41.2%増、特別項目を除くEBITDAが1億3,600万ユーロで同83.8%増。建設、石油、ガス業界からの好調な需要と航空業界の回復傾向が大きく寄与した。

 同社では、第2四半期(4~6月)の特別項目を除くEBITDAは2億8,000万ユーロから3億5,000万ユーロを見込んでおり、通期では前年度よりも大幅に高くなると予測している。

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