PAGE TOP

2022年3月期業績

デンカ、CRの販売は前期比増

会員限定 決算 2022-05-12

 デンカの2022年3月期業績は、売上高が3,848億4,900万円で前期比8.6%増、営業利益が401億2,300万円で同15.5%増、経常利益が364億7,400万円で同13.5%増、純利益が260億1,200万円で同14.2%増だった。各利益で過去最高を更新した。

 エラストマー・インフラソリューション部門は売上高が1,068億7,900万円で同16.4%増、営業損失が34億7,300万円(前期は35億5,300万円の損失)。クロロプレンゴム(CR)は産業用途、接着剤用途、自動車用途などの需要が回復し、販売は前期を上回ったが、米国の子会社デンカパフォーマンスエラストマー社(DPE)は2月の凍害、8月のハリケーンによって機会損失が発生した。

 2023年3月期業績予想は、売上高4,550億円で前期比18.2%増、営業利益430億円で同7.2%増、経常利益410億円で同12.4%増、純利益290億円で同11.5%増。

 そのうちエラストマー・インフラソリューション部門は売上高1,350億円で同26.3%増、営業利益10億円(前期は34億7,300万円の損失)を見込む。CRは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物