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20年3月期第1四半期業績

デンカ、エラストマー・機能樹脂部門は減収

原材料 2019-08-07

 デンカが8月7日に発表した20年3月期第1四半期(19年4-6月)業績は、売上高が908億8,400万円で前年同期比3.3%減、営業利益が67億4,700万円で同2.7%減、経常利益が63億6,700万円で同20.5%減、純利益が50億1,800万円で同19.4%減。

 部門別では、エラストマー・機能樹脂部門は売上高が393億8,800万円で同7.4%減。スチレンモノマーやデンカシンガポール社のポリスチレン樹脂およびMS樹脂の販売は堅調に推移したが、原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しを行ったことから減収となった。また、クロロプレンゴムの販売数量は前年を下回った。

 20年3月期業績予想は、売上高が4,150億円で前期比0.5%増、営業利益が380億円で同11.0%増、経常利益が360億円で同9.7%増、純利益が270億円で同7.8%増を計画している。

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