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今後グローバルに用途開拓を進めていく方針

三菱ケミカル、耐寒性強化した「サンプレーン」本格販売

原材料 2018-02-26

 三菱ケミカルは2月19日、ポリ塩化ビニル(PVC)系エラストマー「サンプレーン」の耐寒性を高めた新シリーズの本格販売を開始したと発表した。

 サンプレーンは、PVCが本来有する成形性・耐油性などに加え、同社独自のコンパウンド技術によって、ゴム弾性などの機械特性や上質な意匠性などが付加されたPVC系のエラストマー。自動車・建材分野などの幅広い分野で採用されている。

 一般的にPVCは、機械特性の温度依存が高く、使用環境による影響を受けやすい素材と言われており、低温環境下ではPVCが硬くなることでゴム弾性が低下してしまう。しかし、今回開発された同シリーズでは、同社独自のポリマーアロイ技術により、サンプレーンが従来有する特長を保ちつつ、耐寒性が大幅に向上。そのため低温環境下であっても物性変化が少なく、高いゴム弾性を発揮することができる。同シリーズは、すでに国内自動車メーカーの自動車外装モールに採用されており、走行時の異音(風切音)発生を防ぐことができる素材として高い評価を得ている。

 同社では、国内だけではなく海外での同シリーズの生産も検討しており、今後グローバルに用途開拓を進めていく方針。

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