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ミリ波レーダ対応エンブレムとエアバッグ用ガス発生装置

豊田合成が佐賀工場で自動車部品を生産へ

工業用品 2017-09-22

佐賀工場


ミリ波レーダ対応エンブレム


エアバッグ用ガス発生装置


 豊田合成は9月22日、2016年9月末にLEDの生産を休止した佐賀工場で、自動車部品の生産を開始すると発表した。生産するのは、自動車の安全性向上に貢献する「ミリ波レーダ対応エンブレム」と「エアバッグ用ガス発生装置」。18年5月に生産を開始し、20年度までに生産ラインを順次稼働する。投資額は約35億円。

 ミリ波レーダ対応エンブレムは、安全運転支援システムに用いられるミリ波レーダの電波を遮らない特殊なエンブレム。自動運転技術の拡大に伴い搭載が伸びている。

 一方のエアバッグ用ガス発生装置は、世界各地域での安全規制の強化に伴うエアバッグの生産拡大により必要数が増加している。

 生産する佐賀工場は1991年10月設立で、敷地面積が7万9,000平米、建屋面積が1万2,000平米。20年度末の従業員数は約100人を予定しており、17年度末予定の約50人に比べ2倍となる。

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