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植野社長をはじめ、役員、従業員が出席

バンドー化学、「創立119周年記念式典」を開催

工業用品 2025-04-14

 バンドー化学は4月19日、午前9時00分から本社事業所で創立119周年記念式典を執り行った。

 式典では植野富夫社長をはじめとする役員、従業員が出席し、式典の冒頭、植野社長が概要次のようにメッセージを述べた。

 「当社は、阪東直三郎氏が発明した木綿製伝動ベルト「阪東式木綿調帯」の製造を行う会社として、1906年(明治39年)神戸の地に創業した。1913年には念願の国産ゴムベルト「サンベルト」を開発。1931年には農業市場の動力化に大きく寄与する、扇印の「バンドーもみすりロール」を、1932年には純国産のVベルトを独自開発するなど、社会にとって、なくてはならない会社へと成長してきた。

 その間においては、戦争や災害、大きな経済環境の変化など苦難の時代もあったが、創業から脈々と受け継がれたDNAである「不屈の精神」「バンドースピリッツ」で乗り越えてきた。今、バンドーグループで働く私たちには、未来に向かって進化していくだけでなく、諸先輩方が培ってきた伝統を守る使命もあり、どちらか一方が欠けてもいけないと思っている。

 今年は、中長期経営計画“Creating New Value for the Future”の第1ステージ(CV-1)の3年目であるとともに、創立120周年を見据える正念場の年だ。経営理念にもある「調和の精神」を重んじながら、これまで以上にスピード感を意識して、物事をやりきる行動を起こそう。

 2025年度経営方針のスローガンは昨年度に引き続き『和を尊び、個を磨く。さあ、行こう。』とした。みんなが目標に向かって集合智を活かし、対話を重ねていくことが大切だ。会社が成長していくための原動力は、皆さん各々の個の力だ。一人ひとりが、心(志や構想力)・技(仕事におけるスキル)・体(健康な身体や行動力)を磨き、昨日より今日今日より明日と、日々成長していくことを大いに期待している。バンドーグループ一丸となって、明るく元気に、そして、能動的、積極的に課題に取り組んでいこう」

 なお、式典にあわせて、「業績表彰」や永年勤続従業員への「リフレッシュ・ファンド」等の表彰を行った。

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