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中部電力ミライズから再生可能エネルギー由来の電力を調達

住友理工と住友電装、太陽光発電所を活用したオフサイトPPAを開始

工業用品 2025-02-27

 住友理工と住友電装、中部電力ミライズは、2月27日から順次、住友電装・住友理工専用の太陽光発電所を活用したオフサイトPPA(=同PPA:敷地外に設置した太陽光発電所などから小売電気事業者を介して、電気を購入・使用する仕組み)を開始する。

 同PPAに基づき、中部電力ミライズは、三重県および長野県内に新たに設置される太陽光発電所(合計出力:約6,800kW)で発電する再生可能エネルギー由来の電力を、住友電装の鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)と、住友理工の小牧本社・製作所(愛知県小牧市)および松阪事業所(三重県松阪市)に供給する。両社専用の太陽光発電所は、2月27日から順次、運転を開始しており、契約期間は20年間となる。

 オフサイトPPAの導入により、住友電装と住友理工が調達する太陽光発電による電力量は、年間合計約820万kWh(住友電装:約410万kWh、住友理工:約410万kWh)となり、CO2排出削減量は、年間合計約3,400トン(住友電装:約1,700トン、住友理工:約1,700トン)になる見込み。なお、住友理工グループでは、オフサイトPPAの導入は今回が初めて。

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