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海外拠点から6人の技能者が参加

豊田合成、金型技能競技会を開催

工業用品 2025-02-21

 豊田合成は2月20~21日の2日間、同社西溝口工場内「金型技能伝承道場」(愛知県稲沢市)で、技能者が金型加工の技術を競い合う「金型技能競技会」を開催した。

海外からの6人を含む17人の技能者が出場


 同競技会は、モノづくり力の向上と技能を尊重する企業風土の醸成を目的に2017年から毎年開催しており、今年は海外拠点の技能者6人を含む、金型保全部門や仕入先の選抜メンバー計17人が出場。ヤスリや測定器を用いて金型加工の精度やスピードを競った。

 参加したのは、豊田合成(モールド事業統括部、各製品領域の製造部)から7人。国内関係会社(豊田合成九州、辻精機、山口精機工業、エムエス製作所)から4人。海外グループ会社(米国:TGミズーリ、中国:豊田合成(佛山)橡塑、タイ:豊田合成タイランド、インド:豊田合成サウスインディア/豊田合成ウノミンダインディア、チェコ:豊田合成チェコから6人の計17人が参加した。

 競技の結果、金賞は鈴木啓斗氏[所属:FC・WS第2製造部]、銀賞は伊藤遼氏[所属:モールド事業統括部]、銅賞はパドゥンキア・ヘルンヤ氏 [所属:豊田合成タイランド]、敢闘賞は肥田雄也氏[所属:辻精機]およびバサヴァラージ・フラティ氏[所属:豊田合成サウスインディア]となった。

 同社では、人材育成の一環として、技能検定の資格を有する先輩社員が指導役を務め、競技会参加者の技術力向上をサポートしており、今後も技能向上や技能伝承を通じて生産現場のモノづくり力を高め、より高品質な製品の提供に努めていく。

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