ASEAN地域の生産体制を強化
ニッタ、タイ連結子会社に第2工場を建設
工業用品 2024-11-29
ニッタは連結子会社であるNITTA CORPORATION[THAILAND](NCT)の工場敷地内に第2工場を建設し、11月26日に竣工式を実施した。
同社グループは、中期経営計画「SHIFT2030」におけるホース・チューブ製品事業の「更なるグローバル化へのSHIFT」の一環として、ASEAN地域の生産体制を強化するためNCT工場敷地内に第2工場を建設。7月1日に稼働を開始する。
NCT工場の敷地面積は19,728㎡。建屋面積は第1工場が3,600㎡、今回建設された第2工場が3,600㎡で、計7,200㎡となった。投資額は約1億4,000万THB。次世代自動車用製品やFUEL用樹脂チューブ、尿素SCRシステム用樹脂チューブの生産設備を導入し、ホースASSYラインや在庫エリアを拡充した。また、オフィスエリアでは事務所やミーティングスペースなどを充実させ、サービス機能の向上を図る。
これにより、同社は今後ASEAN地域における自動車および一般産業分野の顧客ニーズへの対応力をより一層強化していく。
竣工式には大成建設、長野NCT代表取締役、北村ニッタ代表取締役専務、泉同取締役、NCT従業員など約90人が参加。ヒンドゥー教と仏教による2つの儀式をもって会社の発展と安全を祈願し、開式。その後、工場見学および参加者全員での食事会を行った。