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【特集]ゴム用機械・試験検査機

関西ロール、テストロール機の販売拡大

工業用品 2017-03-31

 関西ロールの16年12月期の業績は、売上高はほぼ前期並みだったが、経常利益は倍増した。「ISO9001の認証取得から3年が経過し、従業員にもしっかり浸透したことで業務改善が図られコスト削減につながった。設計や機械類の標準化を進めたことも収益アップに貢献した。テストロール機の販売拡大も利益を押し上げた」(髙木康彦社長)。

 16年度は、テストロール機や中型ロール機、ラム式押出機、ロール混練機の安全装置である「MKブレーキ」に加え、ユーザーとの開発機械の販売が好調だった。

 テストロール機については「日本製の機械を求めるユーザーが多く過去最高の受注状況となった。海外製品に比べ25%程度高くても、関西ロールのテスト機にしたいというユーザーが多い。これまで当社がこだわってきたメイドインジャパンという会社方針がユーザーから評価された結果だと思う。受注残が多くあり6カ月先まで一杯の状態。中には270-300日まで待っていただくお客さんもいる」(同)という。

 MKブレーキの販売も好調で16年度は110台販売し、現在受注している分を含めると累計販売台数が1,300台に達した。

 「MKブレーキの販売は非常に好調だ。国内工場に導入したメーカーが、海外工場にも導入したいと言って、数10台単位で発注してくれるという例もある。また導入したメーカーが他社にも推薦してくれて、口コミでも販売が拡大している。受注増に対応し、MKブレーキの専任者を増員している」(同)

 16年で見ると、売上高の約60%をロール機が、15%をMKブレーキが占めている。

 同社では、昨年9月には6インチの超小型スタンダードテストロールを発売した。2年がかりで開発した新型機で、基本仕様で1台500万円。「8インチの高性能テストロール機ならば1台2,000万円ほどになるため、購入を諦める会社でも、新型機ならばMKブレーキなどのオプションを付けても700万円程度に納まるため、購入につながる場合も多いと思う。新型機は低価格だが100%日本製で、当社がすべて組み立てている。すでに5台受注販売しており好評だ」(同)。今後は基本仕様の機械を在庫し、受注したら短期間で納入できるよう体制を整えていく。

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