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四国、岐阜、御殿場は閉鎖へ

ブリヂストン 、国内の高機能化成品製造拠点を集約

工業用品 2021-11-26

 ブリヂストンは11月26日、同社グループのブリヂストン化成品で生産されている高機能化成品の製造拠点を集約すると発表した。

 集約前の現在は、9か所(北関東、戸塚、小牧、三重、吉田、鳥栖、四国、岐阜、御殿場)の製造拠点があるが、集約後は6か所(北関東、戸塚、小牧、三重、吉田、鳥栖)の製造拠点とする。四国(香川県木田郡)、岐阜(岐阜県安八郡)、御殿場(静岡県御殿場市)の3か所は閉鎖する。

 閉鎖時期は、四国が2022年第3四半期、岐阜が2023年第1四半期、御殿場が2023年第2四半期。従業員数はそれぞれ16人、23人、44人となっている。

 閉鎖対象となる製造拠点の従業員については、豊富な経験とスキル、仕事への熱意、そして強いチームワークを併せ持っているとの判断から、引き続きブリヂストン化成品の他拠点などで活躍してもらうことを前提に検討を進めている。

 また、取引先および地域社会に対しては、その影響が最小限になるよう十分配慮した上で、適切に対応していく。

 ブリヂストンでは、今年2月16日に発表した中期事業計画(2021~2023)において、世界各国すべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めている。経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、戦略的成長投資を進め、環境変化に対応しながら着実に成長する“強い”ブリヂストンへの変革を目指している。

 今回はその一環として、ブリヂストン化成品で生産されている高機能化成品の製造拠点を集約することを決定した。

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