2022年3月期第2四半期業績
アキレス、プラスチック事業は売上高、利益ともプラス
工業用品 2021-11-10
アキレスの2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績は、売上高が364億3,100万円、営業利益が6億800万円、経常利益が8億5,500万円、純利益が5億1,500万円だった。なお、前年同期比は第1四半期期首から収益認識に関する会計基準」等を適用していることから公表していない。
セグメント別では、シューズ事業は売上高が51億2,300万円(前年同期は43億2,400万円)、営業損失が4億2,500万円(同6億8,100万円の損失)。新型コロナウイルスの影響で厳しい市況は継続したが、コンフォートシューズやジュニアスポーツシューズの販売が回復した。
プラスチック事業は売上高が176億2,700万円(前年同期は160億5,500万円)、営業利益が13億9,800万円(同12億7,600万円の利益)。車輌内装用資材は、半導体不足や東南アジアからの部品調達難による自動車メーカーの減産の影響を受けたが、新型コロナにより自動車メーカーの生産が停止した前年に比べ、国内外ともに回復傾向で推移。フイルムは、国内では半導体市場の活況に牽引され、エレクトロニクス分野向けの販売が好調。海外では、欧州・豪州を中心に窓用の販売が好調だったほか、北米では医療用途・印刷用途向けの販売が好調だった。建装資材は新型コロナによる市況低迷から回復基調になったことに加え、新柄投入効果で好調。引布商品は米国向けゴムボートの販売が好調だった。
産業資材は売上高が136億8,000万円(同137億2,200万円)、営業利益が8億4,200万円(同9億2,200万円の利益)。ウレタンは寝具・雑貨用ともに新型コロナの影響から回復基調となったが、車輛用は自動車メーカーの減産により低迷。断熱資材は戸建住宅向けを含むボード製品、パネル製品、スチレン製品とも回復基調で推移した。工業資材は、半導体分野向けウエハー搬送用部材は海外ユーザーを中心に販売が拡大し、RIM成形は国内で医療機器向けが伸長した。
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