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CDPの企業調査で

豊田合成、「気候変動」「水セキュリティ」でA-評価

工業用品 2021-01-14

 豊田合成は、国際的な環境非営利団体CDPが実施する企業調査において、「気候変動」および「水セキュリティ」の2分野で最高スコアAに準ずるA-(マイナス)評価を2年連続で獲得した。

 同社の環境活動に対する経営陣の取り組み姿勢、機関投資家向けのESG説明会の開催などを通じた積極的な情報開示、中長期の環境目標に加え年度ごとの数値目標を設定し、CO2や水の使用量を段階的に低減している活動などが今回の評価につながった。

 CDPは2000年に発足した英国の慈善団体が管理する非営利団体で、各国の機関投資家などの支援を受けて運営されており、企業の環境情報を調査し、その結果を公表している。年次の情報開示と評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されている。

 同社は豊かな地球を未来に残すことを企業の使命と捉え、長期環境目標(TG2050 環境チャレンジ)において、2050年までにCO2排出量を極小化するなどの高い目標を掲げる。今後も持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した事業活動を推進していく。

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