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2021年3月期第2四半期業績

バンドー化学、自動車部品や産業資材など全事業で減収減益

工業用品 2020-11-11

 バンドー化学が11月11日に発表した2021年3月期第2四半期(2020年4~9月)業績(IFRS)は、売上高が371億1,600万円で前年同期比19.7%減、コア営業利益が13億2,500万円で同54.9%減、純利益が10億2,800万円で同50.2%減だった。

 セグメント別では、自動車部品事業は売上収益が144億8,400万円で同27.5%減、コア営業利益が1億9,800万円で同82.4%減。国内では、補修市場向け新商材や多用途四輪車用変速ベルトの販売が増加したが、自動車生産台数の減少により補機駆動用伝動ベルト(リブエースなど)や伝動システム製品(オートテンショナなど)の販売が減少した。海外では、中国の自動車生産台数の好調を受けて、自動車メーカー向け補機駆動用伝動ベルトなどの販売が伸長。一方、米国およびアジア地域では四輪・二輪車メーカーの減産や操業停止により販売が減少した。

 
 産業資材事業は、売上収益が152億300万円で前年同期比10.7%減、コア営業利益が10億8,100万円で同13.6%減。国内では機械受注の減少により、産業機械用伝動ベルトの販売で減少。海外ではタイで農業機械用伝動ベルトの販売が増加したが、米国で産業機械用伝動ベルトの販売が減少した。運搬ベルトは、国内でコンベヤベルトや樹脂コンベヤベルトなどの販売が減少した。

 高機能エラストマー事業は、売上収益が54億8,500万円で同21.9%減、コア営業損失が3億5,900万円(前年同期は2億1,300万円の利益)。機能フイルム製品は、建築着工の落ち込みなどで建築資材用や工業資材用、装飾表示用の販売が減少。精密機能部品は主要顧客の減産の影響で、精密ベルト、高機能ローラおよびブレードなどの販売が減少した。

 その他事業は売上収益が24億8,100万円で同3.5%減、コア営業利益が1億4,300万円で同36.9%減。自動車・産業機械分野での減産などによるロボット関連デバイス事業の販売減少が響いた。

 通期業績予想を上方修正
 バンドー化学は同日、2021年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。新型コロナウイルスの影響を受けている国内外の経済に持ち直しの傾向があることや、第2四半期までの実績を踏まえ修正したもの。

 ■2021年3月期通期業績予想
 売上収益=750億円(前回発表変わらず)、コア営業利益=25億円(前回発表20億円、増減率25.0%増)、純利益=15億円(同10億円、同50.0%増)

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