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【新年インタビュー】ハバジット日本津川純社長

豊富なリソースを基に新たな市場を創出

工業用品 2017-01-17

 ■2017年の業績計画
 2017年は食品・物流業界向けが堅調に推移すると予想しており、大型案件も継続していることから、売上高は今年以上の伸びを目標としています。食品向けでは、引き続き「クリーンドライブ」に力を入れて販売していきます。物流関連は特にコスト競争力のある製品を投入し、市場での競争力を高めていきます。また、市場の短納期ニーズに応えるため、体制の整備を進めていきます。

 現在、中期経営計画の2025年プランを策定中です。詳細はこれから詰めていきますが、売り上げ面では大幅増を計画しています。製品・地域・市場セグメントごとにシェアを伸ばすための戦略を策定中です。

 ■2017年に期待する製品
 他社と差別化できる付加価値製品を積極的に提案していきたいと思っています。ベルト取替え時に負担となるダウンタイムを軽減し、生産現場の稼働率アップに貢献する高品質の樹脂ファスナーを使用したベルトジョイント方式「メカファースト」や、製品の配置や部品の位置決め精度が求められる搬送用途やリニア駆動に適した「ハバシンク」などが期待する製品です。

 ■展示会に積極的に出展
 マーケティング戦略の一環として、展示会へ積極的に出展していきます。昨年10月には大阪のインテックス大阪で開催された、中食・惣菜の総合展示会「ファベックス関西2016」に出展し、「食品ベルトワンストップソリューション」をテーマに製品ピーアールをしました。また今年は「国際食品工業展(FOOMA JAPAN)」に出展し、当社の豊富な製品ラインアップを訴求していきます。こうした展示会を通じ、中小規模のユーザーに認知度を高めることにより、新規顧客の獲得に務めたいと考えています。

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