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需要の振れに強い事業を目指した基盤固めが進む

【インタビュー】横浜ゴム取締役専務執行役員三上 修氏

会員限定 工業用品 2020-09-14

 上期(1~6月)業績は、売上収益が475億円で前年同期比20%減、事業利益が14億円で同65%減と、大幅な減収ながら利益を確保した横浜ゴムのMB事業。三上修取締役専務執行役員・MB事業本部担当兼ハマタイト事業部長兼横浜ゴムMBジャパン代表取締役会長は「事業としてのバランスだけでなく、生産、販売面での地道な取り組みの成果とみている。需要の振れに対し、強い事業を目指しており、その基盤も徐々にできてきている」と話す。

 ■上期(1~6月)のMB事業を振り返って
 MB(マルチプル・ビジネス)の名前の通り、MB事業は様々な事業を行っており、得意先が自動車、建機、鉄鋼、建設など多岐にわたっている。上期はいくつかの事業にフォーカスすると非常に厳しかったが、結果としては得意先が多岐にわたるという事業のバランスの良さが少しは出てくれたと考えている。

 事業別でみると、ホース配管は

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