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2021年3月期第1四半期業績

昭和ホールディングス、ライニング好調でゴム事業は増収赤字幅減少

工業用品 2020-08-19

 昭和ホールディングスが8月14日に発表した2021年3月期第1四半期業績は、売上高が35億2,500万円で前年同期比15.2%減、営業利益が5,500万円で同42.3%減、経常利益が2億3,400万円(前年同期は1億2,400万円の損失)、純利益は500万円(同1億7,100万円の損失)となった。

 セグメント別では、スポーツ事業は売上高が1億8,700万円で同38.4%減、営業損失が1,300万円(同2,900万円の利益)。新型コロナ感染防止政策の影響により、学校の休校に伴う部活の停止や公共施設の利用停止が実施され、ボール、ウェアなどの需要が落ち込み売上高が減少。テニススクールも一時休業するなど影響を受けた。

 ゴム事業は売上高が3億9,800万円で同5.5%増、営業損失が3,600万円(同5,400万円の損失)。主に日本国内のゴムライニング防食施工の受注が好調に推移したことが収益改善の要因となり増収、赤字幅が減少した。

 なお、2021年3月業績予想については、同社グループが直近で行ったM&A等による収益上ぶれ要因の情報収集・検討が必要な状況で、現時点では適切な予想が困難として未公表とした。

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