2020年3月期業績
オカモト、減収減益もコンドーム需要は堅調
工業用品 2020-05-12
オカモトが5月12日に発表した2020年3月期業績は、売上高が905億300万円で前期比3.5%減、営業利益が73億4,500万円で同15.4%減、経常利益が85億5,100万円で同14.5%減、純利益が34億8,900万円で同45.7%減となった。
セグメント別にみると、産業用製品は売上高が578億200万円で同4.0%減、営業利益が26億1,000万円で同32.0%減。そのうち、フレキシブルコンテナと食品衛生用品は、令和元年東日本台風により福島工場の製造設備が被災した影響でともに減収。自動車内装材は北米市場の悪化や中国市況の低迷による生産台数減により減収となった。
生活用品は売上高が324億7,300万円で同2.4%減、営業利益が64億8,600万円で同1.2%減。コンドームは国内市場でのインバウンド需要の勢いは緩やかになったものの、新商品の販売が堅調で売上高は増加。手袋は家庭用および理美容向けが堅調で、新型コロナウイルス感染症拡大による作業用途向けの需要も急増したが、クリーンルーム向けなどが苦戦した結果、トータルでは前期並みとなった。
物流受託事業や太陽光発電事業のその他事業は、売上高が36億6,700万円で同6.3%減、営業利益は2億1,700万円で同39.7%減となった。
なお、今期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大が事業活動および経営成績に与える影響を合理的に見積もることは困難なため、未定としている。
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