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「技術セミナー」などを実施

建築ガスケット工業会、業務・技術合同委員会を開催

工業用品 2019-02-14

技術セミナーの様子


 建築ガスケット工業会(会長・堀田秀敏ホッティーポリマー社長)は2月6日、東京・台東区の台東区生涯学習センターで「平成30年度業務・技術合同委員会」を開催した。

 当日は「技術セミナー」、「関連団体派遣ワーキング活動報告」、「技術委員会活動報告」、「業務委員会活動報告」、「事務局からの報告・依頼」、「その他」の各項目に関して報告などが行われた。

 「技術セミナー」では、押出機・成形機メーカーのアイ・ケー・ジー東京営業部の飯田氏が「アイ・ケー・ジーの概要・海外製品紹介・技術開発」に関して説明した。同氏は、プラスチック押出成形機・異形押出成形ライン・パイプチューブ押出成形ラインを主体に、シート・フィルム成形ラインやペレット造粒ラインなど、各種押出機・成形装置の製造から成形技術まで一貫したサービスを提供。さらに海外メーカーと代理店契約を結び、機器と成形技術の提案・提供から保守に至る一貫したサービスを行っていると説明した。

 続いて同社が国内展開しているドイツの押出機メーカー・タイソン社のチャルベンカ氏が、通訳を交えて自社製品の紹介を行った。

 「関連団体派遣ワーキング活動報告」では、課題①「JASS17ガラス工事改訂ワーキング、JASS8防水工事改訂ワーキング」については棚原委員(イワキ化成技術部次長)が、グレイジングチャンネル、合成ゴム系グレイジングガスケット、構造ガスケットについてそれぞれ報告した。同②「シーリング材とガスケットの適合性検討」については大塚委員(タケチダイヤロック技術部執行役員)が、研究活動成果として建築学会大会で2編の論文を発表したと報告した。同③「日本建築学会シール材性能設計準備小委員会ガスケットワーキング」については川端委員(北星ゴム工業技術部生産技術課製品設計係)が、グレイジングガスケットのグリップ部の止水性簡易試験方法の検討を主体に報告した。

 「技術委員会活動報告」では青木技術委員長(ホッティーポリマー)が、工業会50年記念誌の編集を主体に報告した。

 「業務委員会活動報告」では宮本業務副委員長(大信工業)が、情報交換を主体とした活動を報告した。

 「事務局からの報告・依頼」では後藤事務局長が、「創立50周年記念祝賀会報告」、「平成30年度建築用ガスケットの生産出荷統計調査依頼」、「平成30年度防火設備用ガスケットの生産出荷統計調査依頼」、「平成31年度会員名簿及びホームページ原稿確認依頼」などを報告した。

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