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19年3月期第3四半期業績

フコク、受注底堅く増収も利益面で米中貿易摩擦など影響

工業用品 2019-01-31

 フコクが1月31日に発表した19年3月期第3四半期(4-12月)業績は、売上高が585億3,900万円で前年同期比4.3%増、営業利益が19億4,200万円で同13.1%減、経常利益が21億900万円で同11.9%減、純利益が13億300万円(前年同期は3億5,500万円の損失)となった。

 主要顧客先の自動車産業はグローバル全体の生産は堅調、また国内外の建機市場も好調に推移したことで受注は底堅く売上面では増収となった。一方で、損益面では米中貿易摩擦に起因する市場や為替の変調、材料費や人件費の上昇、主要事業のプロダクトミックスの変化、製造移管や合理化の遅れなどが影響し営業、経常利益は減益。純利益では前年同期は子会社製ホースの不具合に関するリコール関連損失の計上があったが、今期は黒字化した。

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