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福祉・介護分野で需要開拓図る

住友理工、ダンロップホームプロダクツ、弘進ゴムが福祉機器展に出展

工業用品 2018-10-16

 今後、市場拡大が見込まれる福祉・介護分野にゴム・樹脂関連製品企業の参入が活発化している。

 10月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催された「国際福祉機器展」では、住友理工やダンロップホームプロダクツ、弘進ゴムなどが出展し、注力製品や新技術を出品して積極的なピーアールを行った。

住友理工のブース


 住友理工は、体圧分散エアマットレス「体圧ブンさん」と、体圧分布を簡単に測定できる「SRソフトビジョン」を出品した。同社ブースでは、1時間ごとに特設ステージで製品についてプレゼンテーションを行い、その後、2台用意したエアマットレスで来場者に寝心地を体験してもらった。「体圧ブンさん」は、体圧の高い箇所を検知し、ピンポイントな除圧で床ずれを防止するエアマットレス。担当者によると、体験した多くの人が「これからも利用したい」とコメントしたという。多くの人に「体圧ブンさん」を体験してもらうため無償モニターも募集している。「体圧ブンさん」は、今年から介護保険のレンタル対象品に認定された。そのため、レンタル料金は2万円だが、利用者の個人負担は2,000円で済むそうだ。今後は海外市場にも展開する計画で、すでに中国には代理店もあるという。

ダンロップホームプロダクツのブース


 ダンロップホームプロダクツは、車いす用のスロープ「ダンスロープ」シリーズをメインに展示した。注目されたのが、軽量でコンパクトなため携帯することができる「ダンスロープ GO」。「外出先で使用したい」という利用者の声に応えて開発した小型軽量タイプのスロープ。また屋内や屋外の小さな段差による躓きを防止する「ダンスロープ ミニ」も参考出品した。塩ビ製の小型スロープで、屋内外の小さな段差に設置して、車いすや歩行の妨げになる段差を解消する。来年2月に上市する予定。

弘進ゴムのブース


 弘進ゴムは、ゴム・樹脂製品メーカーの中では、福祉・介護製品の開発・販売で、先駆け的な存在。主力製品であるスベリ止めマット「オーバルリンク」は、30年ほど前から販売している。浴槽・浴室に敷いて、入浴中に滑って転倒すること防ぐ製品で、最近はフローリング床での滑り防止などにも活用されている。そのほかエアーで膨らませるタイプの浴槽「コーシン快護おふろ」や車いす用レインコートなど、福祉・介護用品を多数出品した。

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