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ベルト周辺技術をテーマに

ベルト伝動技術懇話会、講演会を開催

工業用品 2018-10-04

盛況だった講演会

 
 ベルト伝動技術懇話会は9月21日、京都にある同志社大学の今出川校地・今出川キャンパス「弘風館」において企画委員会主催の第24回講演会を開催した。当日はおよそ60人が聴講した。

 今回は「ベルトを作る人も使う人も知っておきたい周辺技術-分析、解析、機械-」がテーマ。

 講演は①遊星プーリと太陽プーリ間に掛けた平ベルトの相対すべり変位の実測(同志社大学大学院修士2回生堤昴太氏)②AC小型モーターの特徴・構造・動作原理について(オリエンタルモーター中可南子氏)③高分子材料の分析技術-接着界面、ナノ物性、ゴムの化学構造、樹脂劣化-(UBE科学分析センター宮内康次氏)④三ツ星ベルトにおけるFEM解析の活用実例の紹介(三ツ星ベルト村吉浩明氏)⑤高・低温、高真空、高放射線、ナノ領域-過酷な潤滑環境への挑戦(MORESCO林義和氏)-の5件。

 伝動ベルトの周辺製品や技術にかかわる講演で、それぞれの専門家が深く解説。聴講者は若い年代の技術者が多く質疑も熱心に交わされた。

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