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【特集】ゴム用機械・試験検査機

東海ロール、チルドロール等を熟練技で製作

工業用品 2018-04-17

チルドロールの加工例


 東海ロール(岐阜県大垣市)は、1948(昭和23)年7月創業の国内唯一のチルドロールメーカーで、国内シェアは50%近くを有している。

 東海ロールは、食品加工の効率化に貢献するチルドロールの開発製造から事業をスタートした。その後、ゴム・ビニール用、塗料・インキ用、製紙用と用途領域を拡げてきた。現在はゴム用ロールが主力で、売上高の70%を占めている。残りの30%が製粉・製菓・製油・飼料などの食品用と塗料・インキ用、製紙用などとなっている。販路比率は機械メーカーが60%、エンドユーザーが40%。

 ゴム・ビニール用途向けとしては、ミキシングロール、カレンダーロール、クラッカーロール、チルドラムなどを製造している。これらの中でも、特にミキシングロールとクラッカーロールに強く、品質面などが高評価を得ている。

 東海ロールが重視しているのが熟練した技術者・職人によるモノ作り。チルドロールは、金属の圧延からペンキ、インキ、ゴム、ビニールの混練紙の艶出し、食品の粉砕や圧搾、鉱石の粉砕などに使用される工作機械の心臓部ともいえるパーツで、様々な用途に合わせて鋳鉄鋳物として特殊な硬度や特性が必要となっている。このため、コンピュータでのオートメーション化による製造が難しい工業製品となっている。同社では、常時創意工夫を重ね、技術力向上に注力し、職人による手作りにこだわっている。旋盤作業ひとつにしても、コンピュータ制御のNC旋盤は使わず、汎用旋盤による手作業を実施している。これは高品質な製品を作るには、経験と技術・感性に裏打ちされた、例えば5ミクロン単位での精密加工にこだわような『職人技』が必要という考えに基づいてのもの。

 同社では、チルドロールの鋳造から加工、最終研磨まで自社の複合設備で一貫体制で行っている。ゴム・ビニール用としてはミキシングロール、カレンダーロール、クラッカーロール、チルドラムなどを展開している。

 さらに製品製造のほか、チルドロールの修理及びメンテナンス業務も手掛けるなど、アフターサービスも万全な体制を構築している。

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