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【特集】ゴム用機械・試験検査機

近江度量衡、計量機器分野を牽引し一世紀

工業用品 2018-04-17

少量薬品保管管理軽量装置


 近江度量衡(滋賀県草津市)は、創業が1900(明治33)年3月と、120年に迫る社歴を有する計量機器の老舗メーカー。創業以来、一貫して各種計量機器の製造販売を手掛け、我が国の計量機器分野を牽引し続けている。

 現在同社では、インターナルミキサの急速な性能向上により、自動化が必須条件のミキシング工程に向けた工業用ミキシング計量システム・プラントを始め、農水産物自動計量・選別プラント、トラックスケール、各種計量データ処理システムなどオートパッカースケール、貨物搬送用測定システムいった計量に関連する豊富な製品群を「OMI計量システム」として展開し、原材料受け入れから製品搬送まで計量ラインの自動化に貢献している。さらに、海外展開を近年積極推進している。

 近江度量衡の販売比率は、農業関係の計量選別プラント・機器事業が50%、工業関係の計量プラント・機器及びその他事業が50%となっている。

 ゴム製品分野に向けた計量機器の展開は1950年代初頭から。展開当初は計量器単体の販売が主体だったが、現在は工場FA化の進展に伴いプラントの一括受注が主流を占めている。FA分野はシステムエンジニアリング的なニーズが多く、制御管理システム構築などトータル的なソフト開発の比重が高まっている。

 同社のタイヤ・ゴム工業用ミキシング計量プラントの最大の強みは「技術提案力」。秤量や精度、スピード、品種数などのニーズを製品開発に的確に反映し、顧客の課題を解決する計量システムをハードからソフト面まで、高度な技術開発力を結集し製品化している。

 特にタイヤプラントなどはメーカーごとに使用材料、材質、種類などが異なる。計量管理の要求水準にも差があるため、システム設計が複雑化・高度化している。同社は客先の満足度向上を第一に柔軟な対応に傾注しており、高い信頼を得ている。
 工業用ゴム向けミキシングプラントでは、精練工場全体のシステム構築のほか各工程自動化・合理化装置で実績が高い。例えば自動薬品計量器及び装置やオイルなどの自動液体計量器、シート搬送計量器、各種工程管理用計量器など、ニーズに合致した設計製作を行っている。

 そのひとつ「薬品自動計量・パッキング装置」は、専用の容器をセットするだけで高精度の配合計量を可能としたシステム。同システムは、配合計量後の容器も自動で排出し、作業者への負担は殆ど無く、用途別に多種多様な供給装置で安定した計量精度を実現している。さらに優れたブリッジ対策と、作業環境改善に貢献する防塵構造の採用も特徴となっている。

 また「少量薬品保管管理計量装置」は、作業員による計量作業を極力排除し、要員によるばらつきの無い適正な配合計量を可能としている。原料の保管管理数は50-250種類程度が標準だが、必要薬品数への対応もできる。さらに原料の自動入出庫、薬品使用期限など必要データの管理も可能なほか、特殊作業にも対応するカスタマイズも実現している。

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