PAGE TOP

【特集】ゴム用機械・試験検査機

関西ロール、好評の新型テストロール機

工業用品 2018-04-17

6インチの高性能テストロール機


 関西ロールは、ISO9001認証取得を契機に、より一層の業務改善に取り組みコスト削減を図っている。さらに、設計や機械類・構成部品類の標準化も推進している。これら一連の施策の効果により、一昨年9月に発売を開始した最新鋭のゴム・樹脂用6インチテストロールのスタンダードモデル「K6-2024」は、高性能ながらも低コストを実現している。同機は、2年の開発期間を経て展開を開始した高性能テストロール機で、納期面も基本仕様の機種を在庫することで、約3カ月の短納期を実現している。

 「K6-2024」は、既存の高性能テストロール機は1台1,000万円単位になるため購入できないが、低価格であれば是非とも購入したい、というユーザーニーズを受けて開発された。このため、同機の価格は基本仕様で約500万円、オプション機能を付加しても700万円程度に抑えられている。しかも同社が一貫体制で製作している100%日本製の純国産機で、品質や性能面などの信頼度が非常に高いコストパフォーマンスに優れる機種となっている。

 同機の基本仕様は①速度調整方式は一定速度型②ロール棹はドリルドロール③ロール温度調整装置はスチーム加熱・水冷却方式④ロール間隔調整は手動式⑤ストックガイドは支持方式がサック式・手動移動型、ガイド材質はMCナイロン⑥非常停止装置は急ハンドブレーキ、レバースイッチ・膝押しスイッチ⑦外観は塗装色となっている。

 また主要特徴としては①軸受けにシート成型にも対応できる高精度のローラーベアリングを採用し、クリアランス設定が0.2ミリから対応可能②トリプルパス方式のドリルドロール構造を採用しており、ロール表面の温度分布精度向上が可能。温度分布精度は±1.5℃以内③国産超高効率(IE3)対応モーターの採用により、高負荷運転に対応可能。メインモーター容量は5.5キロワット。

 同機のサイズは、幅1,850ミリ×奥行き750ミリ×高さ1,760ミリ、重量は約1,800キログラムと、既存の高性能テストロール機に比べコンパクトな躯体となっている。このため設置場所の省スペース化を実現し、導入しやすくなっている。

 同機は、デモテスト機として活用していた14号機も販売が決まってしまうなど評判が良い。このため、同社では最新の15号機を開発し、新たにデモ機として設置している。同機を活用し、顧客からのテスト要請に無償で応じており、性能の高さなどで高評価を得ている。

 関西ロールでは、「K6-2024」のようなテストロール機や、中型ロール機、ラム式押出機、さらにロール混練機の安全装置「MKブレーキ」などを主体に販売が好調に推移している。この中でも「MKブレーキ」は国内に加えて、国内工場に導入した企業から海外工場へも導入したいといった案件や、既存導入先からの口コミ案件もあるなど年間100台以上の販売実績を有し、累計販売台数は、4月現在で1,450台を超えている。同社では「MKブレーキ」の受注増に対応し、専任担当者を増員するなど社内体制も強化し積極的に拡販を図っていく方針でいる。

関連記事

人気連載

  • a
  • 気になったので聞いてみた
  • つたえること・つたわるもの
  • ゴム業界
  • ゴム業界