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【特集】ゴム用機械・試験検査機

渡辺加工、フォーチュナ社の日本総代理店に

工業用品 2018-04-10

モデルAB320G


 渡辺加工(埼玉県朝霞市)は4月1日から、リーダーマシン(千葉県松戸市)に代わりドイツの機械メーカーであるフォーチュナ社の日本総代理店業務を開始した。今後は渡辺加工が「スプリッティングマシン」や「バンドナイフマシン」など、フォーチュナ製品全般の日本国内販売を担当していく。なおリーダーマシンは、修理やメンテナンス業務に関しては継続する。

 渡辺加工が日本総代理店として日本国内展開するフォーチュナ社製品のうち「スプリッティングマシン」は、スライス対象ワークを上下で挟む押さえロールと、ワークを搬送するロールがそれぞれ個別に回転することで、刃先にワークが送られ2枚にスライスされる、画期的なスライス方式を採用している。

 同方式採用により、より正確でしかも迅速にスライスが可能なほか、ワークの平滑化も図られる。なお引張試験用ダンベル作成の際には、ナイフマークを斜めに入れることで、破断しにくく高強度のダンベルが作成できる。

 フォーチュナ社製スプリッティングマシンのうち「モデルAB320G」は、ダンベルなどの試料作成及びゴムやプラスチックのスライス用に最適な機種で、ロール幅320ミリ、加工材料の厚さ約20ミリまで挿入及びスライス可能な標準タイプとなっている。用途はタイヤ、ベルトなど各種ゴム製品を始め電線、プラスチック、建材など様々な分野で試料や製品生産用に幅広く使用されている。

 同機は、所定の厚みをロールでセットすることで上側厚みや下側厚み、厚み表示誤差修正値などが液晶パネルにデジタル表示され、操作性にも優れている。厚み表示誤差修正と送りスピードのデータは、約100種類が入力可能で、多様なスライス対象物に対応する。スライス厚みは約0.2ミリまで薄くでき、様々な試料や製品を生産できる。

 さらに「モデルNAF470G」は、ロール幅470ミリ、ワークの厚さ約40ミリまで挿入及びスライスが可能な強力タイプ。標準型と同様に各種ゴムやプラスチックなど多岐に亘る業界で試料作成用、製品生産用として幅広く使用されている。装置の構造やデジタル表示などは標準型とほぼ同様だが、強力なパワーでゴム硬度90度程度の硬いワークのスライスも実現している。

 大型ワークに対応するのがロール幅750ミリまで、ワークの厚さ約12ミリまで挿入・スライスを可能とした「モデルSPA750」。同機は各種ゴム製品を始め、大判の発泡化成品などのスライスに最適となっている。

 
 渡辺加工では、フォーチュナ社の日本総代理店になった2010年以降、リーダーマシンが積極的に展開してきた営業活動を継承するとともに、工業用ゴム製品メーカーなどの新規顧客開拓により、フォーチュナ社製品のより一層の拡販を図って行く方針。

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