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【特集】ゴム用機械・試験検査機

新東科学、直交バランスアーム採用のTYPE:40

工業用品 2018-04-10

TYPE:40


 新東科学(東京都千代田区)は、摩擦摩耗など各種表面性測定機分野のリーディングカンパニーとして、トライボロジ(摩擦学)を対象に高機能試験機器の「トライボギアシリーズ」を幅広く展開している。

 数多いトライボギアシリーズ製品の中でも、注力展開しているのが最新鋭の「摩擦摩耗試験機/トライボギアTYPE:40」であり、ゴム関連業界においても販売実績が伸長している。

 トライボギアTYPE:40は、同社が1972年から摩擦摩耗試験機器を開発してきたノウハウをフィードバックして、使い易さと高精度実現のために新開発した「直交バランスアーム方式」を採用しているのが最大の特徴となっている。同機は同方式の採用により、摩擦力を測定する荷重変換器を測定子の直上へ配置しており、測定に不要な機構の廃止を可能としている。これにより、高いレスポンスとセッティングの誤差を極力排除しており、摩耗による摩擦抵抗の変化をリアルタイムに正確な測定を実現している。

 さらにこの直交バランスアームは、Y方向に13ミリストロークするように設計されている。これにより、標準でサンプルを付け替えることなく別の箇所の測定も可能としている。なお従来からのオプションのアドオンタイプのY方向ステージ(30ミリ幅)も使用できる。

 また試料テーブルの摺動方向をアームに対して直交させることで、往路復路の荷重変動を無くし、摩耗実験の信頼性が大幅に向上している。さらにバランスアームの剛性も見直しており、セッティング時の再現性も大幅に向上している。これにより、オペレーターが代わることによる試験結果のばらつきが発生することが無く、高精度の試験結果が得られる。

 正確な試験結果を得られるように、試験実施の際にも使用可能な跳ね上げ式の大型アクリルカバーを標準装備し、埃など外的要因の影響を排除している。同カバーは軽い力で跳ね上げることができ、サンプル交換なども簡単に行えるほか、蝶番の付け替えにより縦方向、横方向と跳ね上げ方向の変更もできる。 

 この大型跳ね上げカバーは、オプションでカバーを簡易的にシールし、雰囲気や温度など特定の環境下での試験にも対応できる。

 このTYPE:40には、トライボギア専用の摩擦摩耗解析・操作ソフト「トライボソフト」が付属しており、正確な解析を実現している。なお最新のバージョン6では解析だけではなく、本体のコントロールも可能となっている。

 なお同機には、ゴムローラーなど円筒形状の摩擦試験や搬送系の評価に適したローラー治具のほか、ASTM平面圧子、引掻針、ボール圧子、スチールウールホルダ、人工皮膚ホルダなど豊富なオプションも用意されており、幅広い分野での試験実施ができる。

 新東科学ではTYPE:40を、ゴム・フィルム・プラスチックなどの評価、新素材摩擦摩耗試験、各種潤滑剤の評価、各種コーティング膜の摩擦・摩耗・引掻試験などに最適な機種としてアピールを行い拡販を図っている。

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