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【特集】ゴム・樹脂コンベヤベルト

ポバール興業、特殊設計機械で新規開拓

工業用品 2018-04-10

ポバール興業が生産する各種のベルト


 ポバール興業の18年3月期業績は増収増益の見通し。ベルト部門の売上高は前期比1ケタ台前半の増加、研磨剤は微増の見通し。

 ベルト関連は、主な需要先である鉄鋼や食品向けが好調。鉄鋼は耐熱ベルトや鋼板を巻きつける工程で使用されるシャーリングベルトなどの販売が伸びた。食品分野はコンビニ関連の食品加工工場向け販売が増加。耳ホツレを防止するホツレーヌ加工製品が好調だった。注力展開しているウレタンタイミングベルトも好調で、工作機械用途での新規需要開拓が順調に進んでいる。

 昨年4月から新たに事業展開を始めた特殊設計機械部門も順調で、石鹸の搬送システムなどを数件受注した。

 19年3月期のベルト部門は、前期比1ケタ台半ばの増収を計画している。前期同様、鉄鋼、食品など主力分野に注力するとともに、ウレタンタイミングベルトの個別対応も強化していく。

 また昨年発売した磁性ウレタンベルト「MPTU」の販売にも力を注ぐ。金属破片などの混入物を金属探知機やX線検査機、マグネットトラップなどで検知、除去が可能なウレタン製シートのベルトで、これまでにない機能を持つ製品として、新規需要の開拓をはかる。

 特殊設計機械部門も新規需要の開拓を目指す。「新規事業なので、販売拡大することで全社売上高の上積みをはかる」(同社)。

 海外はタイが好調。「鉄鋼や自動車関連の日系メーカーを中心に販売展開していたが、大手ローカルメーカーにも販路を拡大したことで、ここ数年売上高が伸長している」(同社)という。営業担当の現地スタッフを増員し、ローカルメーカーへの販売をさらに拡大していく方針。

 同社では、国内営業部門の強化も進めている。昨年は東京営業所を移転拡張し人員を増強したが、今年は3月末に大阪営業所を移転した。「自前の事務所を弁天町に建設し移転した。特殊設計機械の子会社である日新製作所が近隣にあるので、同社と連携しながらコンベヤシステムとベルトのセット販売を強化していく」(同社)。

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