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【特集】ゴム・樹脂コンベヤベルト

ハバジット日本、モノリシックベルトが好調

工業用品 2018-04-10

「クリーンドライブ」


 ハバジット日本の17年度(1-12月)売上高は前期比1ケタ半ばの増収となった。中食産業を中心とした食品、物流が好調だった。モノリシック(一体成型)ベルト「クリーンドライブ」も鶏肉など食肉関連で大きく伸びた。水分浸透による層間剥離や早期クラック、異物混入の一因となる糸ホツレがないという特長を活かし、水産加工や惣菜関係にも新規用途開拓が進んでいる。こうした導入成功事例をピーアールし販売拡大につなげていく。

 主力の樹脂ベルトは、物流・食品分野がともに好調だった。食品分野は中食関連での需要が引き続き好調。ポリオレフィンベルト「クリーンライン」などの製品が大きく伸びた。

 今期は1ケタ台後半の増収を計画。達成に向けて「クリーンドライブ」など同社の強みが発揮できる高付加価値製品で差別化をはかっていく。同社は洗浄性に優れる「クリーンドライブ」などの製品群により、ウェットフード分野で高い評価を得て販売が拡大しているが、今後は製パン・製菓などドライフード分野も強化していく。

 同社の食品向けベルトの強みは、国内の厚生労働省告示第370号はもちろん、欧州規則(EC)、米国食品医薬局(FDA)といった欧米の食品規則に適合し、食品に直接触れるプラスチック材料規制(PIM)やREACH、RoHSといった欧州地域での化学物質規制などを遵守している点。

 「日本でも食品衛生法の改定が閣議決定された。今後、欧米並みの衛生基準や化学物質規制の適用が予想される。当社としては“欧米の食品安全基準に即している”という優位性を食品市場にピーアールすることで、需要喚起をはかっていく」(同社)

 今年はFOOMA展(6月開催)や東京パック展(10月開催)に出展。また例年行われている加工技術研修会を和歌山工場で4、5、6、10月に開催する予定。

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