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【特集】ゴム・樹脂コンベヤベルト

バンドー化学、難燃耐熱ベルトで需要喚起

工業用品 2018-04-10

「FR7000シリーズ」


 バンドー化学の18年3月期第3四半期のゴムコンベヤベルト売上高は、汎用品の低価格販売を行わず選別受注したこと、また、補修需要のサイクルの谷間のため補修案件が少なかったことなどにより、前年同期比約5%の減収となった。

 大口需要先である鉄鋼やセメント向けはほぼ横ばいで推移したが、石炭火力発電所向けが低調だった。一方で、バイオマス発電所向けは拡大傾向。同社によると、「バイオマス発電所は敷地が狭いことが多い。敷地を有効活用できる急傾斜用の引き合いが多く、徐々に販売も伸びている」という。

 19年3月期は、大型の石炭火力発電所の新規着工需要が期待されることに加え、補修案件の刈り取りにも力を入れ、前期比2桁増収を目指している。バイオマス発電所向けも引き続き堅調に推移すると見込んでいる。また、鉄鋼関連も、新製品である難燃耐熱コンベヤベルト「FR7000シリーズ」で需要を喚起していく。

 樹脂コンベヤベルトの第3四半期売上高は前年同期比約5%増。食品や物流分野が好調だった。食品はコンビニ統合などもあり食品機械や食品工場の製造ライン向けがともに好調だった。物流は配送センターの新設、無人化の設備更新により販売が大きく伸びた。

 食品は海外も好調で、中国・アジアを中心に伸びた。中国・上海やタイ、ベトナム、インドネシアの拠点における樹脂ベルトの加工機能を強化したことにより、日系の食品メーカーを中心に販売が拡大している。

 19年3月期は、食品・物流分野とも引き続き堅調に推移し、前期並みの売上高を確保できると予想している。食品については、抗菌・防カビなどの機能を持つFシリーズを中心に、PIM対応ベルトや単一材ベルトなど豊富な品揃えを強みに、需要の掘り起こしに取り組む。

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