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需要堅調で好業績

ゴム関連企業の第2四半期業績

原材料 2017-11-13

 ■JSR

JSR小柴社長


 第2四半期のエラストマー事業の業績は、売上高が前年同期比13.6%増、営業利益が同273.0%増と大きく伸びた。

 大幅増益の要因として大きいのが価格要因。スプレッドの拡大した前第4四半期の原料価格が基準となった今第1四半期に大きく伸びた。

 エラストマー全体の販売数量は同1%減ったものの、主力の溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)は市場の伸びを上回っている。

 10月23日には通期業績予想の修正を発表。従来予想に比べ売上高は1.2%増だったものの、営業利益は22.9%増、当期純利益は18.9%増と大幅に上方修正した。

 10月30日開催の決算説明会でエラストマー事業の見通しについて、小柴満信社長は「環境は読みづらいが、大きく落ち込むことはない」とし、堅調に推移するとの考えを示した。

 ■日本ゼオン

日本ゼオン田中社長


 第2四半期業績は売上高、経常利益、当期純利益が同期として過去最高、営業利益は過去2番目の高水準だった。

 エラストマー素材事業部門は売上高が前年同期比21%増、営業利益が同37%増と大きく伸びた。ゴムの販売数量は汎用、特殊ともに前年同期を上回り、全体でも同16%増加した。

 9月29日には通期業績予想を修正。従来予想に比べ売上高を12.1%、営業利益を20.7%、経常利益を26.7%、当期純利益を25.0%上方修正した。

 10月31日開催の決算説明会で下期のエラストマー素材事業部門について、平川宏之取締役常務執行役員は「スプレッドが縮小し厳しいが、一方で販売数量は引き続き旺盛」と、需要は堅調に推移する見通しを語った。

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